神輿
祭の華である湯権現神社からの神輿渡御。
篠笛・太鼓などのお囃子(はやし)でも参加できます。
今年は、以下のとおり開催予定です。なお、感染対策に留意し、湯の権現神社からの渡御は見送ることとし祭広場内で実施いたします。
〇日 時 9月29日(日) 18:00~19:30
〇場 所 祭広場(セントラルパーク指宿)周辺
「あんりゃあ どした!」
指宿温泉祭の神輿では、渡御(とぎょ)の際にお囃子(はやし)が神輿を先導し「あんりゃあ どした!」と掛け声をかけながら進みます。
九州地方では珍しい担ぎ方なので驚かれる方も多いのですが、なぜこんな担ぎ方をするようになったのかお話しさせていただきます。
平成21年、指宿温泉祭の神輿を担当する「指宿市青年振興連絡協議会(略称:青振連せいしんれん)」のメンバーを中心に、「指宿の祭を本気で考える会」が発足しました。
「お祭の参加者がだんだん少なくなってきている、どうにかできないか?」
「自分達の子供や孫の世代まで誇りをもって残せるお祭とは?」
色々な思いを胸に夜な夜な真剣に語り合い、時間を見つけては各地のお祭へ視察に赴きました。
そんな時に出会ったのが、千葉県匝瑳市(そうさし:旧八日市場市)で行われている、「八重垣神社祇園祭」でした。老若男女が参加してお囃子のリズムで踊るように担ぐ神輿と、そのお祭に関わる人たちの考え方にすっかり魅了されました。
それ以来、祇園祭に携わる「萬町(よろずまち)区」の青年組織「親和會(しんわかい)」さんとご縁をいただき、互いのお祭に参加しながら交流を続けています。
萬町親和會HPはこちら
お囃子は、子供の参加も増え一年を通して練習を行っています。親和會の皆さんの演奏とはまだまだ比べ物になりませんが、自分たちなりに「まずは自分たちがお祭に誇りを持って取り組むこと」をモットーに、今後も練習を重ねていきたいと思います。
興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽に事務局までお問い合わせ下さい。
皆でいっしょにお祭を楽しみましょう!